商品紹介2023.2.3

そして【仕込みそ】※早割がおすすめです!

30年~40年ほど前までの糀屋の販売商品のほとんどが「仕込みそ」でした。

 

春になると工場で造った仕込みそを各家庭にある味噌仕込用の木桶に仕込んでいく。

 

当時は一家族が5~6人であることは普通で、毎シーズン一軒当たり100kg仕込むなんてことも珍しくありませんでした。

 

 

午前中に造り午後に配達。時には配達だけで一日が終わってしまうこともあったようです。

 

 

 

 

 

 

時代が変わり、食生活が多様化したことや核家族化が進んだことで、お味噌を食べる量が必然的に減ってゆきます。

 

みそ蔵があるおうちも無くなり、保管スペースを必要とする木桶に仕込むこともなくなります。

 

出来上がったお味噌を食べる分だけ買うのがちょうど良い、といった傾向に変わっていくにつれて「仕込みそ」の需要がどんどんと無くなってゆきました。

(そして糀屋の販売商品も小袋にパッケージされたお味噌などの商品が増えてゆきます)

 

 

けれども、そんな「仕込みそ」はまた近年見直されてきています。

 

【長野県産大豆・長野県産米・国産塩】のシンプルな原料を使うこと、四季の豊かな気候を経てじっくりと熟成するというナチュラルな製法。

 

 

ご家庭によって住んでいる菌の違いや地域や環境によって変わる菌などもそのお味噌に良い影響を与えていると思いますし、ご自身で食べごろを見極めて楽しむこともできます。

 

何より安心安全、良い原料と自然のちからで造る昔ながらの「ザ・お味噌」は、ストックしておくことや保存が効くことの安心感もあり、発酵食文化を支えていると切に思います。

 

そして重要なのが、、、価格!!物価高に負けません!!

 

仕込みそは熟成前の半完成品ですので、通常店頭で販売されている出来上がったお味噌に比べて割安にご購入いただけます。

 

※2/28まではお得な早割キャンペーンも実施中ですので、お得なこの機会をぜひご利用ください。

⇒※2024年は2/29まで

 

 

「仕込みそ」は、その昔のおばあちゃんの代からのお付き合いの方々も未だに多くいらっしゃって、家庭の味として受け継がれている伝統的な側面もあります。

 

上にあげた様々な問題で製造を中止したり、中には残念ながら廃業となってしまったお味噌屋さんも多く、とても寂しい思いを持っているのが本音ですが、愛用してくださるお客さまのためにできうる限りで造っていきたいと思っています。

 

1つの買い方として、ぜひご検討いただけましたら幸いです。

 

オンラインショップはこちら

 

 

2024年版↓

 

仕込みそ2024

 

 

 

《仕込みその流れ》

①弊社で蒸煮大豆を潰し、米糀と塩を混ぜる

②箱に詰めてパッケージをする(仕込みその完成)

③春、ご自宅にお届け

④夏~秋頃(場合によっては冬以降まで)常温で熟成

⑤出来上がり、食べ始める

(手造りみそセットやみそ造り教室では①からご自分で行って頂きます。)

 

 

 

保存時の注意点としては(特に詰め替えタイプの方)、表面にできる白いカビ(産膜酵母など)は酒や焼酎などで防ぎつつ重石をのせて保管します。

 

ご自身のライフスタイルや食べ方などに合わせて、おうちで造る「手造りみそセット」「みそ造り教室」もおすすめですよ~