どこのご家庭にもあり、当たり前のように口にしている「だし」「しょうゆ」

実際これらがどのように作られているかは知らない方も多いのではないでしょうか。

映画『千年の一滴　だし しょうゆ』は「だし」と「しょうゆ」ができるまでの過程を素晴らしい映像美で描き、和食を通して日本人と自然の関係を見つめ直すドキュメンタリー映画です。

だし、醤油、味噌、酒、みりん等の和食の代表的な調味料は日本独自のカビ〈麹菌〉によって作られています。

当店で扱う味噌や醤油、糀も〈麹菌〉なくしてはできません。

この映画では和食の歴史をたどり、うま味を生みまろやかに味を変化させるこの〈麹菌〉が胞子を飛ばし菌糸を伸ばす様子が実写で撮られ、昆布漁師、鰹節工場や醤油醸造元の職人、京都の料亭で働く方の仕事ぶりなどを見ることができます。

和食をめぐり日本人の知恵やその背景にある大自然との関りが壮大なスケールで描かれている作品。

伝統的でこれだけ身近にありながらも、その歴史や背景が意外と知られていない発酵食品の奥深さを感じ、楽しみ、日本の食を見直す機会として、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思います。

『千年の一滴　だし しょうゆ』公式HP

糀屋自主上映会　『千年の一滴　だし しょうゆ』

10月8日(日)　午前の部10:00～　午後の部15:00～（午前の部のみ託児あり）

上映終了後、発酵食メニューの軽食が付きます

糀屋店舗2階ホールにて

大人1500円　小中学生500円　※チケットは要予約となります

お問合せは　糀屋本藤醸造舗026-245-0456