商品紹介2026.2.4
~忙しい毎日に、本物の味を~ 天然醸造味噌の楽しみ方【仕込みそ】
「手間がかかる」はもう昔の話
味噌汁を作るのは面倒——そう思っていませんか?
伝統的な天然醸造味噌は、確かに時間をかけて丁寧に作られます。でも実際、味わうのに手間は要りません。
むしろ、本物の味噌ほど、シンプルに使えば使うほど、その真価を発揮すると思っています。
お湯を注ぐだけ。具材を入れるだけ。
たったそれだけで、何ヶ月もかけて熟成された深い旨味が一日を満たします。

「仕込みそ」という、知られざる選択肢
ここで考えて頂きたいのが「仕込みそ」
実は、味噌には「仕込みそ」という買い方があることをご存知ですか?
30年〜40年ほど前まで、糀屋の販売商品のほとんどがこの「仕込みそ」でした。
春になると工場で造った仕込みそを、各家庭にある味噌仕込用の木桶に仕込んでいく——当時は一家族5〜6人が普通で、毎シーズン一軒あたり100kg仕込むなんてことも珍しくありませんでした。
午前中に造り、午後に配達。時には配達だけで一日が終わってしまうこともありました。
時代とともに消えゆく文化
時代が変わり、食生活が多様化したことや核家族化が進んだことで、お味噌を食べる量が必然的に減ってゆきます。
みそ蔵があるおうちも無くなり、保管スペースを必要とする木桶に仕込むこともなくなります。
出来上がったお味噌を食べる分だけ買うのがちょうど良い——そんな傾向に変わっていくにつれて「仕込みそ」の需要がどんどんと無くなってゆきました。
製造を中止したり、残念ながら廃業となってしまったお味噌屋さんも多く、とても寂しい時代が続きました。
今、また見直される「仕込みそ」
けれども、そんな「仕込みそ」が近年また見直されてきています。
その理由は、
1. シンプルで安心な原料 :長野県産大豆・長野県産米・国産塩。この3つだけで造られる、ナチュラルな製法。
2. 四季が育てる本物の味: 春夏秋冬、豊かな気候を経てじっくりと熟成します。ご家庭によって住んでいる菌の違いや、地域・環境によって変わる菌などもそのお味噌に良い影響を与えています。
3. 自分で育てる楽しみ: ご自身で食べごろを見極めて楽しむこともできます。同じ仕込みそでも、環境や熟成期間によって味が変わる——それもまた、手作りの醍醐味です。
4. 圧倒的なコストパフォーマンス :仕込みそは熟成前の半完成品ですので、通常店頭で販売されている出来上がったお味噌に比べて割安にご購入いただけます。物価高の今だからこそ、嬉しいポイントです。
5. ストックの安心感: 保存が効くことの安心感もあります。お味噌がいつでも家にあることで味噌汁でも一品料理でも、手軽にできあがり。

「仕込みそ」って、具体的に何?
仕込みそとは、熟成前の味噌のこと。つまり、味噌になる一歩手前の状態です。
仕込みその流れ
春:工場で仕込み
・蒸煮大豆を潰し、米糀と塩を混ぜる
・箱に詰めてパッケージ(仕込みその完成)
ご自宅にお届け
夏〜秋(場合によっては冬以降):常温で熟成
・ご自宅の環境で、ゆっくりと味噌に育っていきます
・表面にできる白いカビ(産膜酵母など)は、酒や焼酎で防ぎつつ重石をのせて保管します
秋〜冬:出来上がり
・ご自身で「そろそろかな」と思ったタイミングで食べ始める
つまり、どういうこと?
簡単に言えば、
お店で買う味噌 = 完成品。買ってすぐ食べられる
仕込みそ = 半完成品。自宅で熟成させて完成させる
手間がかかるように思えますが、実は「置いておくだけ」。熟成は勝手に進んでゆきます。

天然醸造って、何が違うの?
天然醸造とは、加温せず、自然の気候と時間に任せてじっくり発酵・熟成させる製法です。
多くの市販味噌は、効率化のために加温して短期間で仕上げます。
それに対し、天然醸造は
・最低でも半年以上、長いものでは1年以上の時間をかける
・温度管理を自然に委ね、四季の寒暖差が味を育む
・酵母や乳酸菌が生きたまま製品になる
・複雑で奥深い香りが生まれる

つまり、急がないことで生まれる味わいです。
考え方を少し変えれば、現代では貴重な時間という贅沢が詰まったお味噌です。
仕込みそは、この天然醸造をあなたのおうちで完成させるスタイル。だからこそ、ご家庭ごとに微妙に違う、世界で一つだけの味噌ができあがります。
長野県産、そして国産原料へのこだわり
信州・長野は、日本有数の味噌の産地です。寒暖差の大きい気候が、味噌の発酵に最適な環境を作り出します。
この味噌に使われているのは
・大豆 – 長野県産を中心とした国産大豆
・米 – 長野県産の米
・塩 – 国産の塩
すべて国産。すべて顔が見える原料。遺伝子組み換えの心配もありません。
「どこで、誰が、どう作ったか」が分かる安心感。それは、毎日口にするものだからこそ大切にしたいことではないでしょうか。

受け継がれる、家庭の味
「仕込みそ」には、もう一つ大切な側面があります。それは、家庭の味として受け継がれているということ。
おばあちゃんの代からのお付き合いの方々も未だに多くいらっしゃって、毎年春になると同じ味噌を仕込む——そんな文化が、今も続いています。
同じ仕込みそでも、家によって味が違う。それは、その家に住む菌や、保管場所の温度、湿度、そして何より「いつ食べ始めるか」という家族の好みによるもの。
これこそが、昔ながらの「家庭の味」なのです。
こんな使い方、いかがですか?
熟成が終わった仕込みそは、普通の味噌と同じように使えます。
朝の一杯に
- カップに味噌を小さじ1、乾燥わかめひとつまみ
- 熱湯を注いで10秒混ぜる
- できあがり
ランチのお供に
- おにぎりに薄く塗って、トースターで軽く焼く
- 味噌の香ばしさが食欲をそそります
夜の一品に
- 温野菜に味噌とマヨネーズを混ぜたソースを添える
- ディップ感覚で楽しめます
手間をかけずに、本物を味わう。それが、天然醸造味噌のある暮らしです。

「仕込みそ」は、こんな方におすすめ
・安心・安全な食材にこだわりたい方
・コストパフォーマンスを重視したい方
・発酵食品や手作りが好きな方
・ストックしておける保存食が欲しい方
・昔ながらの製法を応援したい方
・家族の伝統を次世代に繋ぎたい方
もちろん、「ちょっと興味がある」という方も大歓迎です。
もっと手作りを楽しみたい方には・・・
ご自身のライフスタイルや食べ方などに合わせて
・手造りみそセット – 大豆を潰す、原料を混ぜるなどの工程から自分で行える
・みそ造り教室 – ものづくりマイスターの指導のもと、一から学べる
こんな選択肢もあります。

味噌を選ぶということ
毎日使う調味料だからこそ、「なんとなく」ではなく「これがいい」と思えるものを選びたい。
天然醸造、国産原料、長野県産、そして「仕込みそ」——それは味の良さだけでなく、日本の農業を支えること、伝統的な発酵食文化を守ること、そして何より、自分の体を大切にすることへの選択です。
難しいことは特にありません。春に仕込んで、秋に食べ始める。それだけで、時間をかけて育まれた本物の味が、あなたの食卓に届きます。
天然醸造「仕込みそ」のある暮らしを、今年の春から始めませんか?

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