ニュース2022.12.23

皆さまに感謝致します。お味噌とあまざけ受賞!

一番の繁忙期を迎える秋の終わり~野沢菜漬の出荷ピークでもある12月中旬のあたりに開催される、味噌と甘酒の鑑評会。

 

 

毎年目まぐるしく過ぎてゆくこの季節に結果の発表が重なるため、自分たちの商品がどうであったのか気にする間もなく発表となるのが常でして、今回も同様にお客さまから頂くお問い合わせ電話の合間に慌ただしく受けた受賞の知らせ。

 

 

いつも事務局の方が最後に一言、心からおっしゃってくださるのが熱く伝わる「おめでとうございます!」の言葉を聞いて、やっと実感が沸いて感動しています。。

 

 

第63回全国味噌鑑評会では「全国味噌鑑評会審査長賞」を受賞! 

あわせて4年連続の入賞という事で、社長は「優秀技術者表彰」を頂戴いたしました。

 

 

第5回長野県甘酒鑑評会では昨年に引き続き「長野県知事賞」を受賞致しました! 

 

 

このような素晴らしい賞を頂戴した時に、私が一番先に思い浮かべる顔はいつもいつも糀屋の商品を買ってくださる地域のそして全国のお客さま。 

 

それは、先代より前からお付き合いが続くお得意さまでもあり、お店にふらりと来てくださる方々でもあり、お会いしたことはないけれどお電話やFAX・お手紙で繋がる県内外の方、そしてオンラインショップでご注文下さるお客さま。

 

お名前を聞くだけでお住いの場所や商品をしっかりということができるいつもの皆さまでした。

 

 

「いつも応援してくださる方々に恥ずかしくない商品が造れたな。」

 

 

これが本当に一番先に思う本音の部分。

 

 

賞を頂いて「皆さん!やりましたよ!」という気持ちよりも、また一つ認めてもらえて「これでまた今まで通りに販売していくことができる!」という安堵の気持ちの方が強く、背中を押してもらったような安心感がありました。

 

 

 

 

 

 

 

今年の初め、一通のお便りを頂きました。

 

ご友人から糀屋の味噌を頂いたという方から、「とても美味しかったので是非感謝したいと思い書きました。」との始まりで。

 

 

【本物の味】を追求することの大変さ、国産原料の調達や値段・流通の影響、手間暇を掛けることの苦労を味噌の味わいから汲み取り

 

 

「本物のおみそ造りの志を感じるとても美味しいおみそでした。」と書いてくださってありました。

 

 

ただそのことを伝えるためだけに送って下さったお手紙。

 

 

製品を提供するものにとってこの上ない最高のお言葉が添えられたサプライズでした。

 

 

そんな風に感じてくださる方々お一人お一人に恥ずかしくないようにと律することが一つの原動力。

 

 

その想いが少し報われたような気がした受賞でした。

 

 

 

 

今まで支えてくださっている皆さまに変わらない美味しさを、これから出会う皆さまに喜んで頂ける味わいを、アップデートをしながら本物の味を守り続けていきたいと強く思い誓います。

 

 

いつも糀屋を支えてくださって、本当に、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【食べ、飲み、一生懸命に働く充実感、人にとってこれ以上の幸せはない】 

骨折って働くことからの喜び、満足感、成果はとても爽やかさを見出すという言葉です。皆さまもそう感じられ、喜んでいる様子が思い浮かびます。

 

 

先ほどのお便りの締めくくりの一文。何度読んでも感動しています。必ず涙が浮かびます。

 

私が大好きになった言葉で、忙しくとも辛くとも上手くいかなくとも、喜んでくださる皆さまのことを想い頑張れます!

 

大変な中でもこの言葉で救われる人がいますように。

 

(スタッフ:鈴木)