店主のつぶやき2021.8.9

醸造で繋がる、うれしい話

先日、うれしい郵便が届きました。

 

それはとある造り酒屋さんのカタログ。

 

そこに載っていたのは『お酒に合うおつまみ、美味しい日本の味』としてクローズアップされたおしょうゆ豆。

 

その材料「黒豆糀」を造る醸造元として、糀屋をご紹介いただいたのでした。

 

 

その造り酒屋さんとは、岐阜県の「天領酒造」さん

 

老舗であり、温泉の有名な下呂市にあります。

 

気さくな社長様より丁寧にお手紙を頂きとても驚きましたし、立派なカタログに載せて頂いて大変恐れ多く感じています。

 

その後も何度もごひいきにしてくださり、手造りの味を研究する情熱には敬服いたしました。

 

 

日本酒と味噌、同じ醸造というカテゴリー。

 

造る製品は違うものの(会社の規模も全然違います。汗)、古き良き日本が大切にしてきた食の伝統を現代まで受け継いで継承していることに、勝手ながら温かいシンパシーを感じ、日本の食っていいな~と心から思い熱くなりました。

 

 

 

そして掲載して頂いた「喫酒去(きっしゅこ)」は ”こまやかな飛騨の暮らしと、お酒のある潤いに満ちた語らいを” というサブタイトルの通り、その地に触れる一つ一つの記事が丁寧に紹介されていて、とても素敵な冊子。

 

天領酒造さんの歩み方が現れているんだなぁ~と、本当に、誠に勝手ながら・・・ではありますが、感じるところが多かったです。

 

今回は、醸造に通ずるとても興味深い「麴(こうじ)」についてのお話も掲載されています。

 

 

 

 

夏はまだまだ続きます!

 

キリっと爽やかに、日本酒とあわせて「おしょうゆ豆」はいかがですか。(もちろんご自身で手造りに挑戦もGoodですよ!)

 

発酵×発酵の美味しさと奥深さと、そこに掛ける造り手の気持ちを汲んで味わって頂けたら、これとても幸いです。