糀屋ファクトリー2019.6.23

究極のみそ木桶仕込みを行いました。

【本物の味を手造りで醸し続ける蔵】
「糀屋ファクトリー 木桶を次の150年へ・・・」

修理して頂いた2本の木桶、先週ついに味噌の仕込みを行いました。28石という大変大きな容量の木桶には約5トンの味噌。2週間掛けて仕込み、木桶の表面には自然石の重石を載せ完了となりました。これから一年間ゆっくりじっくり発酵・熟成を行います。

仕込みを終えた蔵の木桶の表面にはみそ溜まりが滲み出て、片隅では微生物たちが動いている様子が伺えます。耳を澄ますとプチプチと音が聞こえ、微生物たちは活発に活動中!これから夏に向かって微生物たちは最大限能力を発揮し、美味しいお味噌にしてくれます。

来年の今頃は木桶の桶開き!それに合わせて糀屋では様々なイベントを予定しています!お楽しみに・・・

 

【お知らせ】今無くなりつつある木桶を通して、味噌や発酵食品のこと、日本の伝統文化・技術のことを知って頂く機会となれば・・・私たちのものづくりへの想いが伝われば・・・と思い、糀屋では「糀屋ファクトリー 木桶を次の150年へ・・・」と題して大切な日本の食や伝統を次世代に継承したいと考えています。このプロジェクトに関してクラウドファンディング等の詳細は決まり次第ご報告させていただきます。ぜひご注目ください!

 

 

※今回の修理前後の木桶到着から味噌仕込みまで、信越放送「ずくだせテレビ」で取材をしていただきました。放映は7月4日(木) 13時15分~になります。